佐藤暢男 『かごに入れたコップ』 メゾチント 1976年制作  直筆サイン入り  限定75部  額装品 【真作保証】 佐藤 暢男

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

佐藤暢男(さとうのぶお)1926- 緻密なまでの完璧主義からくる作品の素晴らしさ。紙・布・ガラス・木の質感をメゾチントという銅版画の技法で完璧に表現できる作家は佐藤暢男以外に誰もいない。氏はよく長谷川潔や浜口陽三の作品を研究したと言うがマネではない。彼独自の作風がある。氏の作品のモチーフは写実的で、具象的ではあるが、彼なりのメルヘンやエロチシズムを感じる。(出典:佐藤暢男ネット美術館) 熊谷陸軍飛行学校卒業。敗戦後、油彩、彫塑、版画などを独習。数年前、自宅を訪問した時、戦争中九七式戦闘機乗りだった彼が、敗戦後は、「フロク人生」だと思ったというのが印象に残った。長谷川潔からはハッチをひいてマクレをとったあとベルソーをかける隠し味の秘密、浜口陽三からは黒なしで黒がでる綾出しのコツを各作品の精密分析で会得したという勉強家。(出典:版画事典室伏哲郎著) <佐藤暢男のコメント> 「戦時中、私は戦闘機乗りで当時の新鋭機<疾風>に乗っていた。といっても第14期少年飛行兵出身の、まだ<ひよっこ>であった。(中略)当然訓練は厳しかったが、嗜みとしての情操教育は受けていた。詩を吟じ、和歌を詠んできた。明日をも知れぬ我が身の時勢であったから、和歌(短歌)は自然に<辞世>となった。 『新鋭機木製と聞きエンジンは孟宗竹かと問いて叱らる』 太平洋戦争末期はアルミ合金が乏しく戦闘機も木製という苦肉の策であがなうほかはなかった。しからばエンジンのシリンダーは円筒の孟宗竹が格好の資材と思うのは私の愚かな皮肉というものであろうか?...。(中略) 九死に一生を得て迎えた戦後は、ワインの酸化防止剤で呼吸器障害を起こし喘息状態になり、苦しみながら制作を続け技法の上で一条の光明を見付けた。おりもおり東京でボンベイ展を見て作った辞世?のような一首。 『我れ死して灰となるより銅版を抱きたるまゝ化石となりたし』 雁湖(短歌の雁湖も、のぶお)」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』版画出版より) <略歴> 1926年神奈川県に生まれる 1942年横浜市立鶴見工業学校(旧制)卒業 1966年日本版画協会展で会員、クラコウ国際版画ビエンナーレ・買上賞 1967年国際版画協会(IGAS・ニューヨークから)3点を出版 1969年ピストア国際版画ビエンナーレ(イタリア) 1974年現代メゾチント作家招待展(オックスフォード大学) 1975年若き世代の銅版画展(パリ) 1983年第1回ブルガリア国際版画ビエンナーレ(バルナ) 1993年エジプト国際版画トリエンナーレ(ギザ) 2004年日本版画協会名誉会員に推挙 (出典:版画家図鑑-版画ネット)

残り 1 6700.00円

(67 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 06月10日〜指定可 (明日12:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥299,000 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから