ぺるけ式 トランジスタ式ミニワッターPart５ 15ｖ版 自作品 (東芝製2SK170BL使用)参考にさせていただきました公式HP http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm使用した基盤はぺるけさんの回路を参考に製作したオリジナル特注品です。回路に使用した電子部品は全て解説にある指定部品を使用しています。代用品や表面実装部品等、海外流通品等、本家解説と異なる部品は一切使用していません。全てのトランジスタとダイオードに選別品を使用しました。初段増幅回路に非常に貴重な東芝製２SA170BL選別品を使用。希少な超低雑音、高利得な単体JFETです。２SK170BLはGMが高い特徴がありぺるけさんの解説によると、このJFETに合わせてドレイン電流値を設定なされたと説明があります。闇雲に代用品を使用した回路ではぺるけさんの設計通りの性能にはなりません。熱結合する前に写真を撮っておきましたので拡大してご覧ください。紛れもなく東芝製の当時物です。IDSS選別品として購入し保管しておいた品を更にバイアス特性で再選別しました。このような高精度なペアは現在では入手不可能となっております。なおバイアス特性の記載はｍV単位です。次段増幅回路に東芝製２SA1680選別品を使用。こちらも入手経路が限られて大変希少になりました。出力段は2SC3422/2SA1359 位相補正33pF回路定数は公式発表に準じており一切変更していません。(抵抗値変更は電源スイッチLEDの光量調整のみ)指定部品のＵＦ２０１０に関しては３００本購入し実際に電流を流して数回に分け測定しペア取り組み合わせを決めています。その結果として左右のアイドリング電流差は常に３ｍＡ以内保っています。内部配線は全て半田付けです。接触抵抗の原因となるコネクタ等は使用していません。アルミケースにタカチ電機工業HEN110420Sを使用。ボリュームに正規品のＡＬＰＳ製ミニデントRK27を使用しサトーパーツ製の国産高品質アルミ削り出しツマミを採用。解説通りにアッテネーター付きのヘッドホン出力を付けました。このヘッドホン出力はFET式差動ヘッドホンアンプVersion３やVersion４に似た明瞭感ある非常に良い音が出ます。電解コンデンサに長寿命な１０５℃品を使いました。日本ケミコンKMG16V 4700uFKMG16V 3300uF等このコンデンサはエージングせずとも通電直後から大変心地良い音が出ますので気に入って愛用しております。フイルムコンデンサは様々な種類を試聴した結果、入力カップリングにEROを採用しています。DCオフセット調整済み１９ｖ版と比べて音質的に劣る事も無く発熱も少ないのでうっかり電源切り忘れても焦る必要はありません。公式でも推奨バージョンとされています。残留雑音(サーノイズ)は感じられず非常に静寂です。スピーカーのツイーターに耳を当てても聞こえません。製作後、通算３０時間程度のエージングと動作確認を済ませました。ケース外装に目立つような大きな傷はありません。詳細は画像で確認お願いします。外装のビスはステンレス製に変更しています。新品動作確認済みのACアダプター１５Ｖ１．２Aを同梱します。トラブルを避ける為、取引評価が０の新規アカウントの方や悪い評価の割合が多い方の入札はご遠慮願います。素晴らしい回路を惜しみなく公開して下さったぺるけ氏に日々感謝しております。